萩・松蔭神社
2010年 03月 20日
バスツアー1日目最後は、
江戸時代末(幕末)の思想家・教育者である吉田松陰を祭神とする松蔭神社へ。
明治23年(1890年)、松陰の実兄杉民治が土蔵造りの小祠を
松陰の実家・杉家の邸内に建て、
その後、松下村塾出身の伊藤博文や野村靖が中心となって
現在の神社となりました。
松陰の遺言により愛用していた赤間硯と松陰の書簡とを神体として祀られています。
境内には松下村塾、松陰幽囚の旧宅などがあります。
「親思ふこころにまさる親ごごろけふの音づれ何ときくらん」、
松陰が安政6年(1859)10月20日付けで家族に宛てた遺書の中で詠われた有名な和歌
孝行竹。
この竹は地下茎が発達せず、親竹の周りにのみ竹の子が育つ。
親を守る竹という意味で孝行竹と呼ばれています。
こちらは、杉家、吉田松陰幽囚ノ旧宅。
この建物の1角3畳ほどの部屋に、幽囚されていました。
竹を使って作られた屋根。
質素な作りです。
奥へ進むと松蔭神社本社に。
松陰が安政4年(1857)年主宰した私塾。
もっと大きな建物を想像していたので、その小ささに驚きました。
すっかり日も暮れて。
1日目、バスの走行距離、約242km。
萩の温泉旅館に泊まって、温泉&足裏マッサージ。
ゆっくりと疲れを癒しました。
by littlenap
| 2010-03-20 16:52