国立天文台へ
2010年 09月 19日
お花の写真が続いたので、ちょっと小休止(*^_^*)
先週、お花の写真を撮りに、神代植物園に行った帰り、
国立天文台・三鷹キャンパスに寄ってみました。
あまり知られてはいませんが、ここ、無料で見学できます。
って、私も雑誌で知ったのですけれど^_^;
見学できるのは、施設の中の一部分のみですが、
大正末に建てられた観測ドームなどが、
静かな森の中に建てられていて、なんだか不思議な空間を醸し出していました。
あ、写真は・・というと、あまりの暑さで植物園ですでにグッタリ、
頭も回らず・・で、
途中からは、ISO1000のまま突き進んでたというあり様^_^;
なので、雰囲気だけ~ってことで。
まずは、第一赤道儀室へ。
1921年建設。
1939年から60年にわたり、
ここで、太陽黒点の観察や太陽全体の写真撮影などが行われていたそうです。
有形文化財に指定されているそうです。
カール・ツァイス製の口径20cmの屈指望遠鏡。
うっそうとした森の中を進むと、
アインシュタイン塔。
塔全体が望遠鏡の筒の役割をしている、太陽塔望遠鏡。
こちらも有形文化財。外観のみの見学です。
1930年建設。
昭和初期に流行った、スクラッチタイル装飾の建物です。
1926年建設の天文台歴史館。
こちらも、またまた有形文化財。
建物の中の真ん中にはドーンと65cm屈指望遠鏡。やっぱりカール・ツァイス製。
焦点距離は、1021cmだそうです。
旧図書館。
ここからはさらに、雰囲気は森の中。
蚊が目の前で行き来してるのが見えるくらい・・。
で、雰囲気お分かりになりますでしょうか(笑)
片手に虫除けスプレー握り締め、突き進みます。
(それでも数箇所、刺されました^_^;)
旧図書館の壁。
先ほどのアインシュタイン塔の壁と同じ、
スクラッチタイル装飾が施されています。
ゴーチェ子午環。1924年建設。
天体の精密位置観測に使っていたそう。
ドーム型の建物に台形の屋根が面白い組み合わせ。
裏側から見るとこんな感じ。
レプソルド子午儀室。1925年建設。
惑星や小惑星の観測に使われていた建物。
何しろ、木がうっそうと茂っていて、
建物の全体像は見えないくらい(笑)
そして・・
その森を抜けると、どーんと一面の雑草の向こうに
天文機器資料館なるものが。
こちらは、1982年建設なので、割と最近。
いや、見学者が少ないのでしょうね。
放置しっぱなしって感じで、
とにかく、雑草を踏み分けながら進まないとここに辿りつけない^_^
なんだかとんでもないところに来てしまった?
と思ったくらい(笑)
ネコジャラシの群生も圧巻・・
天文学は、正直、まったくといっていいほど???。
資料館の説明を読んでも、
お、やっぱ、レンズはカール・ツァイスか・・くらいしか
わかりません(爆)
が、古い建物も味わいあるし、
その他・・いろんな意味で(?)面白かったです♪
持ち帰った資料を、ちょこパパに見せたら、
( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・なるほど・・って
結構興味シンシン。
宇宙=少年の夢
なんでしょうね(*^_^*)
by littlenap
| 2010-09-19 13:32