月例東京散策~旧色街探訪1~
2011年 10月 02日
バラバラと飛びますが、土曜日は月例オヤジーズ東京散策でした。
今回は、大人の散策^_^;
州崎~立石、柳新地を巡る旧赤線地帯探訪です。
さすがオヤジーズ、このあたりの話しになると目が輝きます(笑)
若い方の中には、「赤線」などという言葉も知らない方も多いのでしょうね。
赤線・・日本で1958年以前に公認で売春が行われていた地域の俗称。
1956年、売春禁止法に基づき、1958年赤線内のカフェーなどは一斉に廃業。
戦前戦後とかけて、線前線後などという言葉も酒席では使われたこともあるそうな。
吉原などは、形を変え今も風俗業のお店を構える1角となっていますが、
今回巡った場所は、その面影はあっても、今は庶民の暮らしの中に溶け込んでいました。
旧柳新地。今はまったくその姿を残す建物はありません。
偶然、改築中のお宅から出ていらしたオジサマにお話を聞くことができました。
なんと、この改装中のお宅が、その当時の面影を残す最後の建物だったそう。
もうそのままの姿を残しておくことは限界だったそうで、7月から改装をはじめられたとのこと。
7月以前に来れば、見れたのにね。と仰られていました。
この、柳原の一角に300店舗以上の遊郭がひしめいていたそう。
立石地区、昭和の香りを色濃く残すのんべえ横丁の路地で。
隣接する地区が、公娼街でした。
浄閑寺。
命尽きた新吉原の遊女達が投げ込まれたお寺です。
故郷に帰ることもできず、どんな思いでこの地に眠っているのでしょう。
「生まれては苦界、死しては浄閑寺」
時折訪れて、花をたむける人たちに見守られ、
きっと今はシアワセでいることを願わずにはいられません。
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とりあえず、ざくっと急ぎ足で、赤線にまつわる写真をUPしてみました。
悲しいお話はここまで。古い街並みが残る、路地裏フェチには楽しい散策でした。
またしてもオヤジーズに置いてけぼりをくらいながら、たくさん撮ってきました。
残りは、まだ現像していませんので、またボチボチと。
今回、OM28mmF3.5、ほぼ1本撮りです。
が、引きの写真、目が悪いゆえ、ピントがよくわからず・・^_^;
ということで、ピントは大甘、ぶれてますのでそこは突っ込みなしで~(笑)
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さて、デスクの目の前には、どーんと仕事の商品サンプルのダンボール箱。
今日から少し取り掛からなければ、マズイのですが、
ちょっと気に掛かることもあったりで、なかなか重い腰が上がりません~。
by littlenap
| 2011-10-02 20:13