デジタルカレッジ*京成バラ園の春を撮る*講評会を終えて
2012年 06月 03日
デジタルカレッジ*京成バラ園の春を撮る*の講評会から。
今回提出したのは、この組写真ともう1枚単独の作品。
以下、組写真で提出の作品は、クリックで拡大できます。
苦手意識の強かった組写真ですが、花コミュイベントフォトブック用の作品セレクトに大いに悩んだことで、自分なりの組み方というのを、少し頭の中で具体的にまとめられるようになってきたかな、と悩みつつも楽しくなってきているし、アドバイスをいただきたい課題なので、今回も、できれば組み写真を、というのは最初から頭にはありました。
が、意識はしていても、まだまだ短い時間の中での撮影時にそこまで頭が回りません(^^;)
なので、撮った中からどう組んでいくか、なわけですが・・。
1枚目、3枚目は、ダラダラとバラを撮りつつも、なにかコレだと感じるものがあったバラで、すぐに提出候補として決まりました。
ただ、単独で出すには、3枚目は想いを伝えるにはちょっと弱いし、記憶というタイトルがこの2枚同じタイトルが思い浮かんだので、じゃぁこれで組むかと。
とはいえ、この2枚だけじゃ組としては、まだ弱く、ちょっと成り立ちません。
1枚目、3枚目の組み順もこれしかない、と感じたので、もう1枚間に何かを入れなくては・・と、選んだのが2枚目。
心がまっさらになるようなバラを持ってきたかったのですが、
とにかく最初から組を意識して撮っていませんから、そう枚数は撮ってません。
しかもモノクロとなると、さらに組める写真は限られてくるわけで・・(^^;)
結果的には、この1枚があったからいいものの、なければ組写真は成立しなかったわけで、そういうことを考えると、やはり撮影時に意識的に組み写真を撮るというのも必要だなぁと。
これも今後の課題にしたいと思います。
で、講評会・・皆さんの色鮮やかなキレイなバラが並ぶ中・・
このモノクロ作品、めっちゃめちゃ浮いてました(笑)
自分自身は納得して出した作品ですが、華やかさもなければ、明るくもない。
今回はまさかこれには票は入らないだろう、と思ってたわけですが、どういうわけか、思いがけずの最高作品賞をいただくことができました。
実際、いまだになぜこれに票が集まったのか、自分自身ちょっと???です(^^;)
華やかなバラが並んで、みんな疲れちゃったんじゃない?そんな冗談に、あ、なるほどと妙に納得してたり(笑)
ですが、賞をいただいたとはいえ、課題はまだまだイロイロあるわけで、
講師の片岡先生からは手厳しいお言葉を頂戴いたしました(^^;)
・組み方はOKだけれど、トーンが揃っていない。
実は3枚目だけ、ドラマチックトーンをかけちゃったのです(^^;)
単独で出すならば、これで良いけれど、組として捉えるときは、トーンは揃えるように。
1,2枚目のキレイなトーンに対して、3枚目のノイズが、組としての写真をもったいないものにしている。
・タイトルカードも伝える、見せるの重要な要素。
講評会の場で、紙を雑にちぎって、手書きでパパッと書いてタイトルカードを置いたのですが、
これはないでしょう~と(笑)
タイトルまで含めて見せるということを意識するだけで、写真の印象は断然変わります。
講評会であれ、最後まで手は抜かないように。
これは今回、ステキなタイトルカードを作っていらした方がいて、なるほど、と大いに参考になりました。
そして、もう1枚提出したのがこちら。
今回は、私自身、上の組写真への思い入れがかなり強かったので、
他の作品を出すかはちょっと迷ったのですが、モノクロだけじゃちょっと寂しいかなと。
バラというには??な1枚ではありますが、いちおう背景の赤いボケはバラってことで(笑)
その他京成バラ園で撮ったバラはまた後日改めて。
【おまけ】
撮影会の居残りの後・・
ベンチで荷物を片していて、ベンチの脇に見つけちゃったのがこの落バラ。
LEDライトまで取り出して撮っていたら、カサブランカさんも参入。
二人で夢中で撮っていたわけですが・・
ふと後ろを振り返ると、なにやらカメラを持って不穏な動きをしている人が・・
ハイ、しっかり撮られていました(^^;)
「いつも撮られてばっかりだからね、今回はスクープ写真撮ってやるぞと思って。」
さすが構図もばっちり、その上なにやらステキに加工してくださり、
講評会でプリントをいただきました。
大切に飾らせていただきたいと思います(笑)
by littlenap
| 2012-06-03 07:00