野川の桜
2013年 04月 16日
毎年、基本的に私の桜撮りは、ご近所ではじまりご近所で終わります。
あまり、というかほとんど桜撮りのための遠征はしません(^^;)
ま、桜撮りに限らず・・ですが(笑)
たぶん、それは、ここの場所が好きだから。
ここの桜(お花)を撮りたい、伝えたいと思っているからだと思います。
寄ってしまえば、それはもちろんどこで撮っても同じ・・なワケですが、
私の気持ちの中では、やはり野川の桜、なのです。
野川を撮っている一環として、四季折々の花があり、桜もまたそのひとつ。
もちろん心象的な表現としての花撮りも小山や野川、ご近所でのものが多いのですが、
それとは別に、自分がここに通っている意味を伝える写真が撮りたいと思い始めていて、
今年は、少し積極的に引きの桜を撮ったりしていました。
かといって、ただ漠然と撮っていてもそれはただの記録写真になってしまいます。
思いを伝える強い写真にするためには、
何かしら野川、小山というひとつのくくりの中でテーマは作っていかなくてはならないワケで
それはまだ模索中・・とりあえず、何かを伝えるための始動開始段階ですが(^^;)
通い詰めているからこそ湧きだす思い、感情。
いろんな場所での新しい出会いモチロン楽しいですが、
私には日々、大好きな場所でのささやかな出会いが一番幸せだし、
撮りたいという強い思いも湧きます。
時間の制約が多い主婦にとって、行きたい時間にちょこっと行けるのも
またご近所ならではの魅力(*^^*)
今年は少しじっくり自分の大好きな場所に腰を据えて撮影していきたいなぁと。
実はそんな風に思い始めたきっかけがいくつかあって、
ひとつは、福田健太郎さんの写真展。
そしてもうひとつは、写真のお仲間からお借りした鍔山英次さんの野川と深大寺の写真集。
どちらも1枚の作品としても素晴らしいのはもちろんですが、
福田さんはご自身が10年間、少しずつ自分の好きな場所を広げて撮ってこられた福田さんの森、
そして鍔山さんは、大好きになって、日々撮りたくて移住された野川という場所限定という差はあれど、
引き、寄り含めて、ご自身が好きな場所への想いが伝わってくる構成がとても素晴らしく、
自分が写真でやりたいのはコレかも、と。
とはいえ、纏める、いっちばん苦手分野だし、下手です、とおスミ付きです(^^;)
果たしてクリアできるのか・・(笑)
でもやりはじめなければ何も見えてきません。ちょっとずつ・・。
でも時間がなかなか・・ね(^^;) 苦手なことより、撮るほうに気持ちが・・(爆)
by littlenap
| 2013-04-16 12:17