only feel color
2015年 06月 16日
現実から作りだす非現実、というコンセプトで
不思議な空間をイメージしてもらえればと始めた反転、和絵シリーズ。
ひとつ完結してしまった感があって、その後を模索し続けていたのですが、
ここ数日良いヒントをいろいろいただき、頭の中にフツフツ・・とイメージがわきつつ・・。
理論的に無理やり考えてみると、もともと私自身が極度の近視&乱視
ということもあるんじゃないかなーなどと思ったりするのですが、
視力矯正してみたところで、実際に感じる現実の世界は、
カメラの写しだすはっきりくっきりとは何か違う・・と感じておりまして^_^;
目の焦点の合わせどころの違いかもですが。普段からぼーっと見てることが多いので(笑)
それと、ここ数日、縁あって(?)、色彩感覚テストやらカラー識別テストやら・・
をやってみたところ、どうやら人より多くの色が認識できるという結果が。
もちろんテスト自体は、モニター上でのモノなので、光も違いますし、
モニターの画質調整等々によるところもあるので、正確性は???なとこもありますが。
でも、もしかすると、それも実際に見える(感じる)世界にも影響しているのかなと。
グラデーションがより多くかかれば、その分、ぼやーっと見える・・ような?
などという理屈はさておき・・(笑)
そのコントラストの低い、ぼやーっとした色が滲んだような透明感のある世界。
水彩画のような、日本画のような・・
現実と夢の扉あたりをいったりきたりしているうちにその境目がわからなくなるような心地よさ
(ってそれが心地よいと感じるかは人それぞれですが・・(^^;)
そんなものを反転で表現できないかなと。
反転という手法にこだわる必要性はなく、
これは多分いろんな方法がある、と思っていて、それは今後模索していきたいところですが、
単純に現実と夢の狭間の世界を創りだすには
現実の光のトーンが置き換わる反転は向いている、というだけのことです^_^;
色は現実に近い色だったり、そうでなかったり・・
そこはあまりこだわっていません。私が感じるままに・・です(笑)
狭間の心地よさ、そして光が作りだすトーンと透明感。
そんなものが伝わればいいかなと・・ということで。
そしてこれはもしかしたらモニター上だけでは表現しきれないかも、と思っていたりもします。
現にいまアップしている時点で少々自分自身違和感が・・。
プリントで表現する、完成させる。
そういう意味では少しアート感の強い作品になってくるかなと思いますし、
上手くいくかどうかも現段階では???^_^;
今後多分ひたすら試行錯誤です。
ぼちぼちと・・いきたいと思います(^^)
by littlenap
| 2015-06-16 11:55