廃墟
2016年 08月 02日
この日はなんとなく、ここかなーと、
軽いロケハンのような気持ちで行ったのだけど、思ってたイメージが撮れたので(^^)
冬は蔦が枯れ、建物の全容も見えてきます。
なんとなく、構想が少し出来上がってきてるので、
ボチボチとここは撮りためていこうと思います。
ここは今の時期が一番好き。
なんでかなーと思って気持ちを辿ってみたら、あ、そうかもねと気が付きました。
私の中で写真に対する方向性が少し変化しつつあります。というか、撮りたいと思うものは多分変わっていないのです。それが自分の中でやっと繋がり始めた。という感じかも。にゃんこの記録「君と私の17年目」は、私にとって、写真を見つめ直すよいきっかけになりました。というわけで、もう少し、好きと思う方向性を探りたいなと図書館で写真集借りて読み漁り。
・「消滅した時間」奈良原一高
・「王国」奈良原一高
・「植田正治の世界」
・「風の写心気」立木義浩
・「cui cui」川内倫子
・「地図」川田喜久治
川田喜久治氏の「地図」は、かなり衝撃的でした。写真集という紙の中だけでも、独特のモノクロ表現が生み出す圧倒的な臨場感、気迫。実際には血の色ではないハズの壁面から血の色が見えてくるかのようでした。オリジナルプリントを見る機会があれば絶対行ってみたい。写真集の構成もかなり斬新、これだけはちょっと手元に置いておきたいかも。とはいえ、2005年復刻版1000部のうち、図書館所蔵のものがNo563。ってことはもう手に入らない気がしますが(^^;
他のシリーズも気になるのですが、あいにく地元の図書館にはないようで残念(T_T)
by littlenap
| 2016-08-02 10:29