瑠璃光寺
2010年 03月 21日

山口県山口市香山町にある、
大内氏全盛期の大内文化を伝える、寺院曹洞宗の寺院。
五重塔は国宝。
大内文化の最高傑作といわれています。
高さ 31.2m で屋根は檜皮葺。
二層にのみ回縁(まわりえん)がついているのが特徴。
全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、
美しさは日本三名塔の一つに数えられ、
室町中期における最も秀でた建造物と評されています。
※大内文化・・室町時代の山口を中心とする大内氏による、
北山文化・東山文化と大陸文化を融合させた独自文化。

五重塔を囲むように植えられた桜の木。
シーズンにはさらに美しい風景を生み出してくれるのでしょうね。

ハート発見!


桜のつぼみも膨らみはじめ・・。


別の角度から。

瑠璃光寺本殿。



慈母観音。

後生車の上の閻魔大王。


うぐいす張り石畳。
毛利家13代・敬親(たかちか)から15代・元昭(もとあきら)の墓所の入口にある石段。
「うぐいす張りの石畳」と表示のある場所で手を叩いたり、
足踏みをすると前方の石段に音が反響するそう。
やってみたけどいまひとつ^_^;

毛利家墓所。



沈流亭。
幕末期、大久保利通、西郷隆盛、坂本龍馬等が
長州で倒幕の密談をするためによく利用した町家の離れ。
一の坂川下流の安部橋付近にあったものを移築。


露山堂。
13代藩主・毛利敬親(たかちか)が山口城の一露山の麓に建てた茶室。
この場所で志士達と倒幕の密議をしたそう。
木戸孝允・周布政之助・大村益次郎等も頻繁に訪れたという茶室。
現在も使われています。


大内弘世像。
by littlenap
| 2010-03-21 06:00