これ、ボディキャップレンズのレバーを近接位置にしたまま、
遠方を撮ってしまった1枚なのですが・・。
先日、MFでグリグリと水溜り遊びをしながらふと思いました。
私の裸眼は、0.02以下、強度の近視&乱視で、
矯正しても両目で0.7がやっとの(片目だと0.5くらい)の弱視です。
裸眼では、ボヤボヤ―と輪郭がわかる程度。このくらいの距離だとこんな感じでしょうか。
ライトに照らされた暗い夜道なんぞ、裸眼では丸ボケだけみたいな世界です(^^;)
ちゃんと見えるのは目から10cm程度のところですが、極度の乱視ですから、
これも多分、きちんとしたピントなんてどこにもないのだと思います。
目の悪い方にはわかると思いますが、コンタクトや眼鏡で矯正すると、
裸眼より明るい世界になって、被写体にコントラストがついて
遠方までハッキリと見えるようになってきます。
で、ここからが本題(笑)
今まで、写真のコントラストや彩度などは、その人がそう見えている=そう感じている、
いわゆる気持ち的なものだと思っていましたが、少なからず視力も関係あるのでは?と。
私の場合でいえば、矯正しても0.7。視力が1.5の人に比べれば
コントラストも彩度もたぶん低い状態でしか見えていません。
しかも矯正しきれない乱視ですから、ピントだってきっちりとは来てないわけです。
視力が落ちるごとに見える明るさも落ちますから
当然彩度も視力によって変わってきます。
そう考えると、私の写真は全体的にコントラストも彩度も弱く、
シャープなピントにもこだわっていないものが多いのですが、
それが心地よいと自分で感じていることに納得(笑)
さらに、シャープに写りすぎる解像度が良すぎるレンズがあまり好きではないのも、
開放側が好きなのも、自分が見えている以上のものが出てくることへの違和感なのかなと。
で、ふと裸眼の世界を写真に撮ってみたら面白いかも、なんて思いついたり(^^)
といっても、私の裸眼の世界はたぶん相当違和感のある世界というか、
ほとんど見えないんだからお話にならないので、
若干上乗せ・・で、1枚目くらいの感じで・・ですが(^^;)
by littlenap
| 2013-11-08 10:51
| カメラ