陥る

私が枯れものを撮るとき、それほど深いことは何も考えてなかったりする。
ただ、”素敵、撮りたい”と心惹かれるだけ。
なんで、素敵と思うのか・・ずっと考え続けているけれど明確な答えは見つかっていない。
というようなことを、Photonicoでの展示のキャプションでも書いたけど。

でも朽ちていくものの姿に、なにかしら”命”の在り方を重ね合わせていることは
きっと間違いないのだろうと思う。
生と死は、常に隣り合わせだ。
ただ、死ぬということにははっきりとした答えがない。自分自身が経験していないのだから。
だからこそ心の奥底に不安もつきまとう。

半世紀生きてきて、私自身、もう枯れ始めの入り口にいる。
私自身は、その不安を打ち消したいがために
枯れものになにかしらの美を見出そうとしているのかなと思う。
これからの私自身の生き方へのエールでもあり、こう散っていきたいという理想でもあり。
決して不安なものではないのだと言い聞かせてるんだろうなぁ、きっと。


生と死の狭間、向こう側の世界も悪くはないような？
ゆらり、吸い込まれていきそうな枯れものに出会った。
それもまた生きているからこそ楽しめる狭間。
精神世界の中で「陥る」のもたまには悪くない・・かな（笑）

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足を引きずりつつ、コンビニついでにこのところ毎度立ち寄るいつものところへ。
しゃがんだり立ったり・・辛いなぁと思いつつ、やっぱりちょっとばかり嵌っちゃいました^_^;

動いたのがよかったのか・・、昨日に比べると足の痛みも引いてきました。
明日は予定どおり・・写真展巡り行けるかな～。