
中野のケンコートキナ―で開催された、山田久美夫先生の『特別講座 初心者のための星空撮影講座』に行ってきました。
星空の撮り方はもちろんですが、それより星を撮るにはまず星を知らなくては・・
と思ったのが参加の動機ですが、天体を理解して、星の動きを予測し撮ることの楽しさを
教えていただき、ケンコートキナ―さんの星座早見表と星空ガイドまでいただき、1時間半もオーバーの熱い講義、先生が天体写真に魅せられた動機や余談、ちょっとマニアックなお話しなどもとても面白く、時間が経つのもあっという間の楽しさでした(^^)久し振りに小さなノートですが、4枚分もメモ取ってしまいました。
それにしても天体のこと・・小学生の時にも習ったこともあったように思うのですが、
知らなかったこと多すぎ(^^;
星ってこんなふうに動くんだーとか、月と太陽の関係とか天体の基本を教えていただき、
久しぶりにワクワクしてしまいました。
先生の作例は、撮る~画像処理までいろいろコツはいりますが、
東京でもこれだけの星空が撮れますよ、ということで、
ご自身の自宅付近で撮られたという作品がメインでしたが、ステキでした。
拝見していて思ったのですが、というか先生も仰られていましたが、
星景写真もですが、星野写真でもやっぱり大事なのは構図。
実は、今まで星だけ撮ってもね・・と思っていたところがあるのですが、
作例を見せていただき、逆に星だけの星野写真に興味をすごくもちました。
星で空間をデザインする。その楽しみがあるような気がしてきたというか。
どちらにしてもやはり星がどう動くのか、肉眼では見えない星がどこにどう広がっているのか・・
そこまで知って撮ることが大事というか楽しみのひとつなのだろうなぁと改めて実感。
赤道儀の使い方や選び方もなるほどー。
って、赤道儀を使いこなすのは私には当分無理そうですが(笑)
2分以上の露光になると、プロでも赤道儀を使っての追尾撮影は、
いろんな理由で完璧な撮影はなかなか難しいそうです。
まずは固定撮影で星空にとにかく慣れること、ということで、
北極星の探し方、赤道儀なしで、星を点に捉えるちょっとしたコツなども教えていただきました。
頭ではなんとなーく理解できましたが、実践となると、うーん、なかなか難しそうです。
最後はケンコートキナ―さんのショールームへ。こちらも天体用フィルターを見せていただいたり、今まで気になっていた各種フィルターの差だとか三脚のちょっとした裏話等々お伺いできて楽しかったです。
by littlenap
| 2015-09-13 02:23
| 日々雑多