写真の3K
2016年 10月 19日
観察、感じる、考える。
私が日頃写真を撮る上で基本となっているのが、写真の3K(笑)
「観察」
物の現象を自然の状態のまま客観的に見ること。
これは特に日常、ご近所の中で撮影していると、
目の前にうわぁーと感動的なシーンが広がっているわけではなく、
とにかくまず目の前の光景なり現象をよく見なければ、
撮るものはいつまでたっても見つからない。
そうやって、その中からなにげなく目に留まったものから、さらに観察していく。
「感じる」
観察して目に留まるという時点で、すでに感じるということは同時進行しているわけですが、
何気なく気になったものに近寄ったり、ちょっとじっくり観察したり、ファインダーから覗いたり
いろいろしているうちに、あ♪と感じるものが強くなってくる。
「考える」
観察して感じたら、そこで初めて、どう切り取ろうと考える。
1回まず撮ってみる。そして考える。
光は一瞬です。ちょっとカメラの位置を変えると、もっと素敵が出てきたりもする。
これでいいかなーはなかなか出てこないから、
さらにシャッターを切る、考える、切る。の繰り返し。
そうこうやっているうちに、また違うところも観察しだしちゃったりするので、
基本的にひとつの被写体の前で動けなくなってしまうお地蔵さんスタイル(笑)
でも、ほぼ近所での「観察」で鍛えられているせいか、
どこへ行っても撮るものがない、ということだけはありません。
どこでもなんでも自分なりのステキを見つけられる自信だけは妙にあったり(笑)
というか、そうやって撮るものを探すことが楽しくて、写真続けている気がします。
写真は新宿御苑の温室から。
どうもデザイン的なものがステキと感じたり、
デザイン的に切り取ることが多いなと最近これまた気がつきました。
自分自身を発見できるのもまた写真の楽しいところ。
さらに撮るだけでは終わらないのも写真。それも楽しい。
いつでも「今が一番楽しい」
そう思って写真と関わっていけたらいいなと思います。
まぁ、今年中には、3月から放置の写真の整理を終わらせねば・・という試練もあるのですが(^^;
あ、その前に支部展に出す作品だ・・(ーー゛)
by littlenap
| 2016-10-19 07:42