小布施の町・おもてなしの文化
2016年 10月 24日
初めて訪れた小布施の町、いらっしゃい、また来てね。
小さな秋のおもてなしにほんわり心も温かく。
オープンガーデンをはじめ町のいたるところに植えられた手入れされた草花たちを通して、
歴史の中で培われてきた小布施のおもてなしの心を感じた初秋の1日。
初めての小布施、歴史ある建造物と今を生きる植物たちの、
過去と今の調和がとても美しく、そればっかり撮っていました。
内子や松山城もでしたが、どうもやっぱり”植物”というのは、
私の中でキーワードのひとつみたいです(笑)
内子も小布施も、そこの歴史的文化を大事に受け継ぎながら、
今なおそこに暮らしがある町です。
どちらの町も、町のいたるところに植えられた手入れされた草花たちを通して
”おもてなし”の心を感じましたが、
小布施はいわば、商業の町として栄えてきた町。
そして内子は、和蝋燭を中心とする職人の町として栄えてきた町。
そういう文化の違いは人の気質にも受け継がれているような気がします。
その特徴的な一つが、小布施の町のオープンガーデンのような気がしました。
全部は回りきれていませんが、各家が手入れされた自分の庭を公開し、
さらに通り抜けできるようになっていて、小布施の町の代表的な観光スポットになっています。
季節がよければ、花の撮影会もできるじゃんって思ったほど(笑)
とにかく非常にオープンで、積極的なおもてなし。
内子の控えめなそれとはもうまったく違うものを感じました。
それともうひとつ、これは草花に限らず、ですが、小布施の町は新しいものを取り入れ
古いものと融合していくということに積極的な町という印象を受けました。
常に発展、これも商人気質だなと。
ややもすると、こういう町は観光地化しすぎて、なんだかなぁになるところが多いのですが、
無理やり感がないところがすごい(笑)
短い撮影時間の中、初めて訪れた場所でしたので、
感じたこと全部はとても切り取れませんでしたが、
次にまたいく機会があったら、そういうところを切り取ってみたいなぁと思いました。
個人的には、内子の町のほうが落ち着くというか性には合ってるかな(笑)
他の町と比較することで見えてくるものがあるものですね。
内子の町も今度行くときは、また違った視点で切り取りができそうです。
暮らしの中の植物たち。
廃墟のグリーンに気を留めて以来、少し気になってあれこれ撮っていますが、
雑草から手入れされたものまで、なかなか奥深いです。
by littlenap
| 2016-10-24 07:05