お気に入りだった中華料理店に最後もう一度、、と思い立ち、
引っ越しやら車椅子問題やら、、いろいろ溜まってるんじゃないかな、、と(笑)、両親も連れ出した。
体の大きな父を乗せての車椅子、ちょっと楽しむための日常の中でこれだけ大変で不便とは、、。
骨折でシニアカーに乗れなくなったので自走式の車椅子を探しているところなのだけど。
車椅子のほうが遠出もできるし、いろんなとこいけるじゃん、と言ってるのに
渋ってる父の気持ちがよーくわかった。
経験してみて思うことっていっぱいあるものですね。
そしてデパートで一番のネックだったのが、優先エレベーター。
これ、専用エレベーターにして欲しいと思った(^^;
車椅子というだけで、いろいろ気は遣うのだけど、
譲り合いほど気を使うものはない。
優先の人なのに、乗ってくる、または降りてくれる健常者にごめんなさい、、の気持ちになる。謝ってばかりだった。
そして、ありがとうございます、、も言い疲れるほど。。
健常者が乗っていて、乗れなかったら、降りてくださいとも言いづらい。
どうしよう、の気持ちにもなった。
さらに健常者のために詰めるとか使う気遣いが車椅子の人の身体にも負担がかかったり、車椅子を微妙に動かすのがすごく大変ことがある、ということ。
詰めるために動いたベビーカーの脚が父の足にぶつかった。幸い痛みは出ずにすんだけど。ハラハラしてしまった。
インテリアを揃えるとき、車椅子の人に安全な幅は最低でも90cmとインテリアコーディネーターに聞いた。
それはエレベーターの中でも同じで、できればなるだけ周りに余裕が欲しい。
そして、健常者が乗っていて、乗れなかったら、降りてくださいとも言いづらい。
どうしよう、の気持ちにもなった。
結局、そんな心配から、父が行きたいといった階は諦めた。
だったら行かなければ、という考え方もあるけれど、でも久しぶりのデパート、父はとても楽しそうだった。
身体が不自由でも楽しみたい気持ちはみんな同じ。
いろいろ難しい問題があるなーと改めて感じた1日だった。
でもって、、ぐったりな1日だったけど、父は大喜びで、次はラーメン街道連れてってくれ!って・・・
一瞬父以外の全員、すぐに「行こう!」の言葉が出ず(笑)
まぁ、ゴチになるのだから、いいのだけどね。